言の葉通信
「夏休み国語基礎学習会」の詳細
今夏の「夏休み国語基礎学習会」は、その名のとおり、「基礎」に重きをおいた内容で実施いたします。
「基礎」が身についていなければ、どんな問いに対してもミスをしてしまい、挙げ句、減点あるいは零点になってしまいます。国語の読解問題の基本は、文章と問いを読み比べ、問いにふさわしい内容を見つけることにあります。そして、その内容を解答用紙に書く際の「問いに合った答え方」ができていることです。
「夏休み国語基礎学習会」では、国語の基礎の中でも特に、「問いに合った答え方」に絞り、そのコツを3ステップで伝授いたします。
ステップごとに難易度が上がります。今の自分が理解できているステップはどこかを把握された上で、曜日を選んでみてください。
【各曜日の学習内容】
1ステップ〈木曜日〉……「書きぬき問題」
「~なのはなぜか、書きぬきなさい。」「~は何か、ぬき出しなさい。」といった、比較的短い字数で書きぬく問題に対応。問いにふさわしい「答えの見つけ方のコツ」を中心に学べる内容です。
2ステップ〈金曜日〉……「文字数制限」
「~字以内で答えなさい。」「~字程度で答えなさい。」といった、文字数に制限のある問題に対応。「文字数制限に対応した答えの書き方」を中心に学べる内容です。
3ステップ〈土曜日〉……「条件付き記述」
「○○に続くように」「○○という言葉を使って」「○○が~したか」といった、条件が加えられた問題に対応。「条件を満たした答えの整え方」を中心に学べる内容です。
90分の中で、演習を交えながら進めていきます。
やる気溢れる中学生のあなたを、お待ちしております。
「言の葉の森」のお誕生日
「金曜日ね、学校のお誕生日で休みなの」
「いいねえ、3連休はうれしいよね」
などと話をしていたら、
「先生のお誕生日は?」
と聞かれた。つまり、「言の葉の森」の開塾日のことである。そこでカレンダーを確かめると、
「ああ… 残念。日曜日だった。」
結局、休みなので良いのだが。
そうか、開校記念日ならぬ、開塾記念日ね…。しかし、開塾記念で休みにする塾などあるのだろうか?
「言の葉の森」は、届け出上、7月14日が開塾日である。この日で、開塾4年目に突入する。なんだか、心が引き締まる思いだが、4年目も充実した日々を過ごせることを願うばかりである。
新年度 気持ちを新たに
いよいよ進学・進級の季節。児童・生徒の皆さんは新しい学年のスタートです。
何となくですが、「言の葉の森」に通塾してくる子たちの表情に、緊張感が見られます。きっと、新しく気持ちを切りかえて頑張るぞ!!と、密かに気合いが入っているのでしょう。
春は出会いと別れの季節でもあります。
3月に卒業していった生徒・保護者様には、高校合格の報告とともに「先生に出会えて良かったです」ととっても嬉しくてありがたい言葉をいただき、ちょっぴり(いや、ものすごく)淋しくもなりました。また、進級にあたって「新年度もよろしくお願いします」の挨拶とともに、「ウチの子、すごく本を読むようになったんです」「通知表の成績が上がったんですよ~」「いっつも楽しいって言ってます」という言葉。ほんとうにありがたいです。私にとっても、大きな自信となります。
もうすぐ開塾4年目となる「言の葉の森」。通塾生たちとともに、新たな気持ちで、気合いを入れて頑張っていきたいと思います。
2024年度も、「言の葉の森」をよろしくお願いいたします。
卒業おめでとう🌸
中学3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!!
社会的に制約の多かった3年間の中学校生活を無事に終え、自分で切り拓いた新しい生活に入られること、とても嬉しく思います。
「言の葉の森」を卒業した生徒たちも、第一志望校に合格することができ、本当に喜ばしい限りです。私としても、ほっと一安心しているところです。
さて、「言の葉の森」卒業生に、通塾最終日に書いてもらった文章の一部を、ここで紹介いたします。もし入塾を検討されている方がいるならば、卒業生の生の声を参考にして頂けたらと思います。
【市内中学校 男子】
3年間通塾したおかげで、中学校でのテストのミスが減り、文を書けるようになったなと思いました。特に最初の頃は全然ダメだった漢字の読み書きができるようになりました。もしこれから通塾を考えている人がいるとしたら、中学校の国語の中でも特に難しい文法や表現技法もわかるようになるので、通ってみてほしいなと思います。
【市内中学校 男子】
最初はまったく文を作ることができなかったが、回数を重ねるごとに少しずつ文を作れるようになりました。また、塾に入る前は、人とあまり話すことができなかったのが話せるようになったり、読書をする習慣が身についたことに、自分自身に成長を感じました。
【市内中学校 女子】
「言の葉の森」にある本を読むのが、毎回楽しみでした。最初は読書に興味がなくて、小説なんて読んだこともなかったのに、気がつくと、読書が楽しくなっていました。先生と本の話をするのも楽しかったです。国語では記述問題がわからなくて、テストではいつも空欄でした。それが、通塾からすぐのテストで空欄ゼロになって、点数もびっくりするほど上がりました。私の苦手をちゃんとわかってくれて、読解のコツをたくさん教わりました。
今年度は3名が卒業していきました。3人とも、「書きぬき問題はラッキー問題」と言うほど得意になり、文で答える問題にも、しっかり要点を押さえて書くことができるようになっていました。テストで間違った問題には、なぜ間違いだったのかを説明できるようになったことで、読解力を深めていったように思います。基本はしっかりと身につけたので、次は高校の授業で、テストで、活かしていってほしいです。
これからの人生に幸あれ!!
新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
とても穏やかな陽差しの中、新しい年が始まりました。今年も嬉しい1年になりそうな予感に、ワクワクしています。
「言の葉の森」を始めて早3年。2023年は小学2年生から中学3年生までの生徒たちと、毎日ひたすら国語の勉強の日々。学校での話や家族の話等々をたくさん聞かせてもらったりしながら、楽しい毎日を過ごすことができ、とても幸せな一年でした。
そして何より、学習するたびに知識を身につけ、国語の力をつけていくのを直に感じられる瞬間がとっても嬉しくて、教材作りにも力が入りました。私が幸せを実感できるのは、「言の葉の森」を見つけてくれて、いつも送迎をしてくださる保護者の皆様のおかげです。心から感謝を申しあげます。
さて、今年はどのような生徒たちと出会い、学ぶことができるでしょう。
2024年も、新しい出会いを楽しみに「言の葉の森」でお待ちしております。今年もご愛顧をよろしくお願いいたします。
皆様にとっても輝かしい年となりますように。
2024年元旦