言の葉通信
新年度はまた新たな気持ちで
また新しい年度が始まりました。
新しく進級して、自分を取り巻く環境に変化があると、楽しみな反面不安もありますね。通塾生にも、いろいろな変化を表情に滲ませている様子が窺えます。
「言の葉の森」にも、新しい通塾生が加わり、前向きに勉強に勤しんでいます。「加わり」といっても、1対1の個人経営ですので、変化を実感するのは私だけかな…と思いますが…。
この3月、4月の新規入塾生は4名(4月9日現在)。うち、3名が、かつての通塾生の保護者様の紹介、かつての通塾生の弟妹です。「繋がり」を感じずにいられません。
開塾から6年の「言の葉の森」が、こうして繋がっていくのだと思うと、とても感慨深いです。そして、頼っていただけることも嬉しく思います。
今年度も、「国語」を通して個々の学びを深められる充実した一年となりますよう、心から願います。
読書はただ楽しめばいい
仕事柄、人に読書をすすめることが多い。読解力には必須だと思っているし、語彙力もつくし、自分の世界も広がるし……。読書の効果をあげれば限りがなく、実際に多くの学者や研究者も、読書から得られる効果を数多く実証している。
が、しかし、読書の本質とは何だろう。何らかの効果を求めるためのものでも、勉強のためでもなくていいはずだ。それに、読書をすることは決して義務ではない。
読書はただ、楽しめばいいのだ。本の中の世界に自分も足を踏み入れて、登場人物たちとともに冒険し、悩み、楽しめばいいのだ。
そもそも、私の読書好きも、何か目的があって始めたわけではなかった。無類の読書好きの祖父が買い与えてくれたものを、ただ楽しんでいただけだった。読み終わればまた新しい本が、次々と私の手元にやって来た。自分から求めて書店に入ったのは、たぶん、小学5年生くらいの頃だったと思う。それまではずっと、祖父がセレクトした本を読んでいた。
中学生になると、国語の教科書や国語便覧に載っていた文学史年表に興味を持った。古代の人々が書き残した書物を読んでみたいと思った。文豪と呼ばれる人物たちの書いたものを読んでみたいと思った。そして、手始めに、歴代の直木賞や芥川賞の受賞作品を読みあさったのだ。
今思うと、中学生が好んで手に取る本ではなかった。友達がマンガの話で盛り上がっていたとき、私は井伏鱒二や安部公房を読んでいた。
短大に入学した頃、推理小説に興味を持ち始めた。宮部みゆき作品に出会って、ある短編をきっかけに、教師の道に進もうと心が決まった。
教師になってからは学校図書館の担当として、多くの中学生に楽しんでほしい本を購入し、読書を勧めてきた。そうして退職してからも、私の読書の歴史は続いている。
そうして今、思うのだ。結局のところ「読書」とは何なのだろう。私の人生にとっては欠かせないものであるのは間違いない。読書で得た知識が間違いなく私を作り、支えてくれている。けれど、決して何らかの目的を持って続けてきたのではない。楽しいだけなのだ。
読書はただ楽しめばいい。それだけのことだ。
卒業おめでとう!!
中学生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
澄み渡る青空の下、清々しい気持ちで母校を巣立っていったことでしょう。今日、たくさんの涙を流した人は、明日からは前向きな力強さを体の中に蓄えるのでしょう。
「言の葉の森」からも、今年は二人の生徒が卒業しました。その二人に書いてもらった文章の一部を、ここで紹介します。もし入塾を検討されている方がいるならば、卒業生の生の声を参考にしていただければと思います。
【帯広市在住】
以前は、日常的に読書をする習慣がなく、語彙力もあまりない状態で、国語力に伸び悩んでいました。しかし、通い始めてからは少しずつ読書に興味を持ち、古文や記述などの自分の苦手を重点的に学習する授業のおかげで、段々国語力が伸びていきました。さらに、マンツーマン形式なので、いつでも気軽に、質問や相談ができ、とても頼りになりました。国語の中でも、自分の苦手を克服しながら、さらにたくさんの本とも出会うことができました。
【帯広市在住】
文章の読解力、読むスピードが上がり、通塾前よりテストの点数も上げることができました。毎回の漢字練習で、漢字の意味や使い方を覚えることができ、いろんな部首も覚えました。もし通塾を考えている人がいたら、この変化を体験してみてほしいです。
二人とも入塾前は読書経験がほとんど皆無でした。長い文章を読むのも苦手でしたが、毎回複数の文章を読みとることで、それが自然に読解力につながっていったようです。
冬にはいつも百人一首をしているのですが、Yくんは、お正月に親戚たちとも百人一首を楽しんだそうで、私とも対等に勝負ができるまでになりました。
また、Eくんは、「言の葉の森」開塾当初からの入塾で、5年間も通い続けてくれました。5年間の成長を見続ける経験は、私には初めてのことでした。おしゃべりの絶えなかった小学生時代が懐かしく思い出されます。
さあ、今度は新しいステージへの挑戦です。「言の葉の森」で身につけた力は、高校生活でも活かせるものと思っています。
これからの人生に幸あれ!!
新年度は新しい刺激にワクワク
4月を迎え、新年度がスタートしました。この春、新しい生活を始められた方も多いことでしょう。
「言の葉の森」から卒業していった生徒たちも、それぞれ希望する中学・高校への進学が決まりました。また新たな目標に向かって、努力を積み重ねていくのだろうと思います。
別れの後には新しい出会い。新しい生徒が入塾し、すでに新しい学年の学習を始めています。中学校では、新学期が始まって一週間後に学力テストを行う学校も多いので、その対策も進めています。
そして、その新しい生徒の中には異国の生徒も。日本語を教えるのは初めてのことで戸惑いましたが、私自身、国語の原点に立ち返りながらも、新しい発見の日々です。今年度も充実した一年になりそうで、とてもワクワクしています。
健康第一に、「国語」漬けの日々を、生徒たちと過ごしていきたいと思います。
まだ新しく生徒を迎え入れられる枠があります。国語をしっかりと学びたいと思ったら、ぜひ「言の葉の森」を頼ってみてください。
ひとあし早く卒業
一足早く、「言の葉の森」から3人が巣立って行きました。
来週の公立高試験に向け、最後の通塾を終えました。これまで培った力を存分に発揮し、入試に挑んできてほしいです。
さて、「言の葉の森」卒業生に、通塾最終日に書いてもらった文章の一部を、ここで紹介いたします。もし入塾を検討されている方がいるならば、卒業生の生の声を参考にして頂けたらと思います。
【清水町在住】
私は小学5年生の冬から通い始め、1年間お世話になりました。「言の葉の森」で教わったおかげで、国語の読解力が上がり、自分で考えて書く作文も、いつの間にか書けるようになりました。また、読書習慣がついたことに、とてもうれしく思っています。
先生といつも気楽に話せたことも、受験が成功した理由だと思っています。これからも本をたくさん読み、国語力を向上させていきたいと思います。
【芽室町在住】
通塾したおかげで、文章の読み方、解き方がわかり、確実に国語力が高まったと感じるようになりました。特に以前は、文学的文章が苦手でしたが、だんだん解き方がわかるようになりました。
また、普段はあまり触れる機会がなかった百人一首や、これまでしてこなかった読書に触れることができて、とても嬉しかったです。
【帯広市在住】
ずっと国語のテストで点数がとれなくて、塾で勉強を始めたら、いつのまにか点数が上がっていました。入塾前は記述の書き方が全然わからなかったけれど、たくさん問題を解いていくうちに、わかるようになっていました。いつも絶対に点数が低かった国語が、一番安定した良い点数をとれる教科になりました。
もし私のように国語が苦手で困っている人がいたら、オススメしてあげたいと思っています。高校に行っても、国語の勉強がんばります。
3人とも、入塾後3か月あたりから変化を見せ始めていました。また、共通して、読書経験がほとんど皆無に等しかったのですが、いつの間にか家にいても本に親しむようになっていった3人です。
特に、清水町から通ってくれた☆子さんは、「討論しよう!」と運転中のお母さんを相手に帰路の車内で討論会をしていたと聞き、心から国語を楽しんでくれたのだなと嬉しくなりました。(この子はすでに中学受験に挑戦し、4月からの寮生活が決まっています。)
「言の葉の森」で身に付けた国語力は、必ずこれからの日常でも生かせるものと信じています。
これからの人生に幸あれ!!